園芸ナビ 米村浩次先生の園芸植物図鑑
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常緑
 


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サワラ [マイ図鑑に追加]
学名:Chamaecyparis pisifera 科名:ヒノキ科
日本固有のコニファー。樹高30mにもなり、樹形は円錐形、枝葉の先端は下垂します。葉はヒノキに似ていますが、上面は濃緑色、裏面は白蝋粉を帯びます。庭園樹として優れ、ヒヨクヒバ('Filifera')、シノブヒバ('Plumosa')、ヒムロスギ('Squarrosa')など多くの品種があり、これらには斑入りや黄金葉や矮性もあります。写真はヒムロスギの枝変わり品種で淡緑青色葉です。仲間のローソンヒノキも有名なコニファーです。

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ナギ [マイ図鑑に追加]
学名:Podocarpus nagi 科名:マキ科
東京以西の神社や庭園に植栽されますが、最近、幼植物の鉢植えが出回っています。葉は光沢ある濃緑色が美しく、質は厚く強靱で、楕円状披針形〜披針形をしており、主脈が無くて、多数の平行脈があります。耐陰性も比較的強いので室内でもかなり観賞できます。樹皮には多量のタンニンを含むので、鞣皮用や染料用に用いていました。

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ステノカルプス・シヌアツス [マイ図鑑に追加]
学名:Stenocarpus sinuatus 科名:ヤマモガシ科
葉は羽裂して独特の形をしています。そして、革質で、光沢のある鮮緑色をしていますが、新葉は褐赤色をしています。本来は最大30m近くなる大木ですから、1.5〜2mくらいの草丈の大鉢に仕立てると特徴がよくでます。

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ヒメヒサカキ [マイ図鑑に追加]
学名:Eurya yakushimensis(=E.japonica var. yakushimensis) 科名:ツバキ科
ヒサカキに似てますが、葉は細く小型で、屋久島の高所に自生する固有種です。葉は長楕円形で、長さ2〜3cm、幅1cm弱で、周縁には細かい鋸歯があり、深緑色をしていますが、白斑の入る品種があり、これが鉢物として流通しています。春には葉腋に小さな淡紅紫色の花が咲き、夏〜秋には球形の果実が黒く熟します。

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ヒサカキ [マイ図鑑に追加]
学名:Eurya japonica 科名:ツバキ科
サカキと同様に神前に供えられる日本原産の植物ですが、ヒサカキは美しい斑入り品種が多く、園芸的には本種の方が広く利用されます。葉は披針形。雌雄異株で、花は黄白色、果実はゆっくりと大きくなり、10月ごろから黒紫色に熟します。ヒサカキは照葉樹林帯の二次林から極相林まで生育範囲が広く、強光から弱光まで適応力が広く、刈り込みにも強いので、生け垣にも適します。神前にも供えます。写真は白斑と黄斑が散在するフイリヒサカキです。

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ハマヒサカキ [マイ図鑑に追加]
学名:Eurya emarginata 科名:ツバキ科
葉は倒卵形で長さ2〜4cm。光沢ある濃緑色で角質です。ヒサカキと似ていますが、本種は葉に光沢があり、先端が鋭形でないことなどが違います。花は淡緑色で、葉腋に数花が咲きますが、やや臭気があります。刈り込みに強く、生け垣などに利用します。写真は葉の周縁部に黄色の斑が入る品種です。

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スペインモミ [マイ図鑑に追加]
学名:Abies pinsapo 科名:マツ科
スペインに自生するモミの仲間です。美しい円錐形の樹形をして、高さ20m以上になります。葉は硬く短い線形で、長さは1cmあまり、枝に密に着き、なかなか美しい。クリスマスツリー用として出回ります。園芸品種は多く、葉の色が黄色、青灰色のもの、あるいは矮性や匍匐性のものなどがあります。

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ハラン [マイ図鑑に追加]
学名:Aspidistra elatior 科名:スズラン科(ユリ科)
古く江戸時代から栽培され改良されてきた古典園芸種ですが、最近は見直されてきました。茎(根茎)は地中を匍匐してますから、葉は土から直接出ます。葉は光沢のある濃緑色で、星斑、葉先のボカシなど、多くの斑入り品種があります。なお、ハランは、料理に添える葉細工で、日本料理には欠かせない植物です。

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アガベ・ストリクタ [マイ図鑑に追加]
学名:Agave stricta 科名:リュウゼツラン科
細長いまっすぐな葉が放射状に多数出る姿から、園芸名は吹上といいます。葉の長さは25〜30cm程度で、幅は1cm以内の細い葉です。その姿が美しいので鉢植えにしますが、関東以西では庭植でも十分に越冬します。紅葉することがあります。本属のアガベ・テキイラナ(A.tequilana)はその汁液からテキーラ酒を造ります。

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ナンテン [マイ図鑑に追加]
学名:Nandina domestica 科名:メギ科
ナンテン(南天)は「難転」あるいは「成天」に通じることから、日本では古くから縁起木、厄除けの植物として、庭に植えたり、正月などの祝事に使い、重箱に葉を添えるなどの習慣がありました。しかし、秋の紅葉や冬の赤い果実は大変に美しく、観賞樹としても優れており、西洋でも庭園に広く使われます。多くの品種があり、とくに葉の細いキンシナンテンは、大変に多くの品種を生んでいます。写真のオタフクナンテンは矮性で、広幅の葉の赤色がたいへんに美しく、冬花壇や寄せ植えなどに好適です。


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