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アジアンタムの育て方とお手入れのコツ【観葉植物】

この記事では、アジアンタムの育て方やお手入れのコツを紹介しています。アジアンタムに適した育成環境や置き場所、また水やりや植え替えの方法、増やし方などについて知りたい人は参考にしてください。

アジアンタムの基本情報

アジアンタムの特徴

アジアンタムは、小羽片と呼ばれる非常に小さな葉を持ち、レースのような外観を持つシダ植物です。熱帯原産で200種以上の品種が存在しており、特に滝周辺の岩壁に生育するのに適した品種が多く、水の浸透や空気中の水分で乾燥しないようにしています。屋外でも様々な条件で生きる品種がありますが、今回は一般的に観葉植物として飼育されている品種に適した条件についてお話します。

アジアンタムの基本情報

基本データ

学名 Adiantum 和名 ホウライシダ
科名 イノモトソウ科 属名 ホウライシダ属(アジアンタム属)
原産地 世界の温帯~亜熱帯 分類 観葉植物
形態 多年草 サイズ 5~100cm

性質

耐寒性 普通 耐暑性 強い
耐陰性 強い 乾燥 弱い

アジアンタムの育て方のポイント

育成難易度

 
普通

育て方のポイント

上述した通り、アジアンタムには数多くの品種が存在していますが、どれも比較的似たような特徴を持っています。そのため株がよく育つために必要となるケアはだいたい共通しています。

アジアンタムを育てる上で特に気にすべきことは、その管理環境です。アジアンタムは乾燥した空気を嫌うので、エアコンの風が当たるような場所は避けましょう。また直射日光は苦手ですが、光が少なすぎると生育が悪くなり、葉が黄色くなってしまうので、年間を通して明るい日陰で管理しましょう。

管理・栽培の年間カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
置き場所 明るい日陰
水やり 土が乾いたら 毎日 土が乾いたら
肥料         2か月に1度      
植え替え       植え替え  

アジアンタムの管理環境

アジアンタムの管理に適した置き場所

アジアンタムは、直射日光が当たると焼けてしまいますが、光が少なすぎると生育が悪くなり、葉が黄色くなってしまいます。また温度は 21°C 程度が理想的です。そのため、例えば北側の窓辺など、間接的に朝日や午後の日差しが当たり、風通しの良い場所に置いてください。部屋が少し暗い場合は、シダを窓に近づけて、光を最大限に取り込むようにしましょう。

またアジアンタムは、乾燥した空気を嫌うので、家の中でも湿度の高い場所がベストです。そのような場所がない場合は、乾燥を防ぐためなるべくエアコンの風が当たるような場所を避けたり、湿度を保つために葉水を行うようにしましょう(ただし夏の葉水は植物が蒸れて枯れる可能性があるので控えましょう)

アジアンタムは越冬できる?

アジアンタムに適した温度は21°C ~16°C 程度で、寒さに弱いという性質があります。ただし、品種によっては0℃程度まで耐えられるものもあります。そのため、秋から春にかけて室内の暖かい場所で管理することで越冬は可能です。

アジアンタムの詳しい栽培方法

水やり

夏は土が乾いてきたらすぐに水を与えます。毎日くらいの頻度でも良いでしょう。秋から春にかけては頻度を減らし、土が乾いてから1~2日経過してから水を与えます。

またアジアンタムは乾燥を嫌うため、湿度を保つために葉水を行うようにしましょう。ただし夏の葉水は植物が蒸れて枯れる可能性があるので控えましょう。

用土

アジアンタムの生息地が腐植の多い森であることからもわかるように、アジアンタムは有機物を含んだ湿った水はけの良い土壌を好みます。そのため、赤玉土、鹿沼土をベースにした用土に、腐葉土をブレンドした土などが向いています。

肥料

アジアンタムの成長を早めたい場合は、生育期にあたる春~秋の時期に、2か月に1度程度の頻度で緩効性の置き肥を与えます。冬の間は肥料を与えないようにしましょう。

剪定

時間経過により下葉は寿命を迎え黒くなって枯れます。黒くなった下葉は見つけ次第切り取りましょう。また、湿度不足などの理由により枯れてしまった葉も、元に戻ることはないので切り戻しましょう。

植え替え

アジアンタムは、株の成長速度に応じて、毎年または隔年で植え替えを行います。鉢底から根が出ているようなら植替えを行うべきでしょう。鉢からアジアンタムを取り出し、根の周りについた古い土をある程度落としたら、既存の鉢よりも1~2回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替え後は水やりを十分に行いましょう。なお根が焼けてしまうので、すぐには肥料を与えないでください。

増やし方

アジアンタムは株分けで増やすことができます。土の表面下に広がる根茎をいくつかに分割(それぞれに2~3本以上健康な新芽を含める)し、それぞれ鉢土をある程度落とし、枯れた葉などを少し間引いた上で、新しい鉢に再植します。